トリークルタルトの材料
- 冷凍生地 「ショートクラスト」
- ゴルデンシロップ 300g
- パン粉 60g
- レモン汁 大さじ
- クリーム 大さじ二つ
トリークルタルトの作り方
怠け者だから冷凍生地を用いるのですがもちろん、冷凍生地が手に入らなかったらか自分で作りたかったら、手作りのを使います。
- オーブンを200Cに予熱します。
- 生地をめん棒で伸ばします。タルト型に付けて、いらない生地を切り取ります。「焼いたら縮むのでタルト型より少し大きくします。」
- 冷蔵庫で30分寝かせます。
- あれば、焼成豆「ベーキング・ビーンズ」を入れ、15分フィリングなしで焼きます。「この英語でブラインドベーキングと呼ばれ手段は完全な必要がないのですがとばすとできたタルトのペストリーが十分焼いてない可能性もあります。焼成豆がなくてもなしでブラインドベークできるのです。」
- ゴルデンシロップを鍋に入れ、流れやすくなるまで弱火に温めます。
- パン粉とレモン汁を加え、よく混ぜます。
- 火から下ろし、少し冷ましたら、クリームを加え、よく混ぜます。
- シロップをタルト型にかけます。
- オーブンに入れ、15分後オーブンを180Cに下げてまた15分焼きます。
- 暖かく、クリームかアイスクリームと食べます。
トリークルてなに?
昔、トリークルというのは蜂蜜で作った薬でした。
黒人の奴隷に基づいたサトウキビで砂糖を精製する産業が西インド諸島に始まったら、その精製のmolasses「黒蜜」と呼ばれ副産物もイギリスに来ました。それが「コモントリークル」、つまり病気を癒せない普通なトリークル、の名前で売られました。イギリスのコックがそのほろ苦く、安い糖蜜で色々な食材を発明しました。
今度のイギリスではそういう黒蜜はまだある料理に用いられていますがブラックトリークルと呼ばれるようになりました。今、もっとまろやかなゴルデンシロップが大体にトリークルと呼ばれるのです。
ゴルデンシロップも砂糖を精製する過程の副産物ですが19世紀の終わりまで出て来なかったのです。トリークルタルトはゴルデンシロップを含んだ倹約なイギリス料理のひとつです。