ステーキとカキプディングはイギリスのメインディッシュの蒸したスエトプディングの一類です。ペーストリーの皮はスエト「suet」という牛の脂肪と小麦粉で作ります。19世紀にイギリスのカキが環境汚染の影響で不意に珍しくなったのでこのプディングも珍しくなりました。その後にステーキと腎臓プディングのバリエーションが広がりました。
ステーキ&オイスタープディングの材料
- 牛肉 500g
- カキ 六個
- タマネギ 一個 「スライスした」
- ニンジン 一本 「さいの目に刻んだ」
- 黒いビール 200ml
- ストック 150ml 「あれば、ビーフストック」
- タイム 一握り
- 油 適量
- 小麦粉 2大さじ
スエット生地の材料
- 小麦粉 「250g」
- ふくらし粉 小さじ 2
- スエット 「125g 牛、羊か植物」
- 塩 小さじ 1/2
- 氷水 「150ー200mlぐらい」
ステーキ&オイスタープディングの作り方
プディングの具の作り方
- 鍋に油を暖めてスライスしたタマネギ、ニンジンを焼き色つきまで炒める。
- 鍋から取り除き、さらに置く。
- ビーフと小麦粉をボールに入れ、混ぜる。
- ビーフを鍋に入れ、焼き色つきまで炒める。
- ビーフと焼いた野菜を鍋に入れ、タイム、ビールとストックを加えて牛肉が柔らかくなるまで弱火に煮込む。「せめて2時間」
ペーストリを作る
- 小麦粉、ふくらし粉、塩とスエットをボールに入れ、よく混ぜる。
- 氷水を少しずつ加えながら、生地になるまで手で混ぜる。こねりすぎたら焼いたペーストリが固くなるから、軽く混ぜてください。
- 生地をラップに包み、2時間冷蔵庫に置く。
プディングを組み合わせる
- 麺棒で生地を3mmの厚さに伸ばす。
- プディング型の内側を生地に敷く。
- 鍋のビーフにカキとカキの汁を加えて毒味する。必要なら塩で味をととのえる。
- プディング型に具を入れる。
- 生地でふたをして、底面の生地とふたの生地の合わせ目に水を少し塗り、指で綴じる。
- ふたの真ん中に穴を作る。
- プディング型の上にプラスチックかアルミフォイルを掛け、固定する。
プディングを蒸す
- プディング型を鍋に載せ、プディング型の底から半分までが浸かるだけの十分な水を鍋に加える。
- 水が沸騰寸前まで弱火でニ時間蒸す。
- 皿を上に載せ、一気に型をひっくり返してプディングを取り出す。
プディングの牛肉について
このレシピのため、固い肉を使った方がいいです。長く焼くから汁がなめらか、肉が柔らかくなります。尾、首、胸やすね肉が一番適当です。もしもっと柔らかい牛肉の切り身を使ったら最初の煮込みを短くします。