マリガトーニスープは昔の大英帝国のインドに由来をもつイギリス料理のひとつであります。名前がインドのタミル語のミラグ(மிளகு 「コショウ」)とタンニ(தண்ணி「水」)から来ます。インド料理にはスープが珍しいだからインド人のコックがスープ好きなイギリス人の主人のため、インドの「ラッサム」というソースに基づいてこのスープを発明したようです。check
イギリスに伝えてからスパイス以外、元々のインドの材料の代用として手に入りやすいイギリスの材料を使うようになりました。例えば、タマリンドの代わりにリンゴとレモンを使いました。
マリガトーニスープはイギリスに入国したインド人のディーン・マホメト(Dean Mahomet)の1810年に設立してイギリスの最初のインドレストランで供しました。
19世紀には缶詰とインスタントのマリガトーニスープが人気になりました。イギリスの有名な探検家のリビングストーン(Dr Livingstone)がインスタントマリガトーニスープをアフリカの探検に持って行きました。日記にこれを書きました。
「After the gruelling 40-day trek (in Africa), on 6th October 1859, I arrived back to the ship. We made soup from the Muligatawny paste which we carried in pouches.」
「1859年10月6日に、40日間の厳しい遠征の後、船に帰って来ました。小袋で運んだマリガトーニのペーストでスープを作りました。」
マリガトーニスープの材料
6人分
- 油
- 玉ねぎ 一個、細かく刻んだ
- ニンジン 一本、細かく刻んだ
- セロリ 一本、細かく刻んだ
- ニンニク 4片、刻んだ
- 生姜 下ろして大さじ2
- カレー粉 小さじ2-3 (あれば、マドラスカレー粉)
- カイエンペッパー 小さじ半分
- チキンストック 1-1.5l (コンソメか水でもいい)
- 鳥肉 お好み分量。私はモモ二つを使った。なしでもすむ。
- 赤レンズ豆 150g
- ココナツミルク 100-150cc
- レモン汁 一個分
マリガトーニスープの作り方
- 油を鍋に温めて、玉ねぎ、ニンジンとセロリを入れ、中火に十分ほどで炒める。
- 6のため、大さじ一杯の焼き野菜を取り分ける。
- ニンニク、生姜、カレー粉とカイエンペッパーを鍋に加え、1-2分混ぜながら炒める。
- ストックを入れて、ハンドブレンダーでスープを混ぜ合わせる。
- 赤レンズ豆を入れて沸騰させてから弱火に30-40分とろとろ煮える。(生鳥肉を使ったら、鳥肉も赤レンズ豆と一緒加える。)
- 鳥肉ができたら、刻んで2の取り分けた野菜と一緒、鍋に戻す。(焼き鳥肉を使ったら、今加える。)
- お好みに合わせてココナツミルクとレモン汁を加える。
- 塩で味を整える。
- パンと一緒召し上がり。