イギリスのトフィーアップルは日本のリンゴ飴に似ているお菓子です。棒にさしてトフィーというハードクラックキャンディをかけたリンゴです。(イギリスのトフィーというのは日本ではしばしばタフィーとも呼ばれるそうです。)普通には日本の赤いリンゴ飴と違って琥珀の色です。
イギリス人にとって、トフィーアップルを見たら懐かしく秋の祭りや移動遊園地を思い出します。秋のハロウィン、ボンファイヤー・ナイトといったイベント時期に出回る食べ物ですが夏の移動遊園地にも綿菓子と一緒売られます。
イギリスにはいろいろな酸味がしっかりあるリンゴの品種があります。そういうリンゴはトフィーの甘さを引き立てているので、トフィーアップルのためぴったりだと思います。私は果肉が硬いので「russet」という朽ち葉色の皮の品類を使います。
トフィーアップルの材料
6個分
- リンゴ (できれば、小ぶりのもの)6-10個 (サイズによって)
- 割り箸かアイスクリームの棒 6本
- 砂糖 500g
- 水 150ml
- 酢 大さじ1/2
- バター 90g
- ゴールデンシロップ 大さじ
トフィーアップルの作り方
- リンゴをよく洗った後、しっかり乾かす。
- 割り箸を突き刺す。
- 砂糖と水を鍋に入れ、砂糖が溶けるまでに温める。
- 酢、バター、ゴールデンシロップを3に加えて20-40分、中火に煮立てる。
- 20分後に、4のシロップを検査して始める。ボールに水を入れてスプーンでシロップの少量すくって、水に落とす。液がすぐ固まるようならばトフィーの完成。
- 火を止めて、リンゴはシロップにいれ、全体にからめる。
- クッキング・シートの上に置き、トフィーが固まって冷めるまで待って出来上がり。