イギリスのクリスマスプディング

クリスマスプディングはクリスマス日だけに食べられたイギリスの名物です。プディングベースンで作って蒸した伝統的なプディングの一類です。普通のケーキと日本の「プリン」とは全然違います。

冬に新鮮な食べ物が少ない昔にはクリスマスを祝うデザートは必然的にドライフルーツとかお酒とかスパイスとかナッツのような保存したぜいたくな材料で作ったのです。そういう材料のために、クリスマスプディングの味が非常に濃厚で苦手なイギリス人もいます。それでも昔の冬には保存した材料ばかりではなく、スペインからのレモンとかオレンジのような貴重な材料もあったのでクリスマスプディングにそれも役割を果たしているのです。私はそういう柑橘類のさわやかな味はもっと濃厚な味の成分とよく釣り合ってると思うので柑橘類の豊富なクリスマスプディングの方が好きです。

伝統的にはクリスマスプディングにブランデークリームかブランデーバターを添えます。ブランディークリームのレシピが下にありますが私は普通のクリームの方が好きです。

クリスマスプディングの材料

お酒

  • 黒ビール 70cc
  • ラム酒 25cc
  • ブランディー 25cc
  • ドライフルーツ 160g (例えば、
  • 小麦粉 60g
  • スエット (牛の脂肪) 110g
  • パン粉 110g
  • 赤砂糖 110g
  • ブラックトリークル (糖蜜) 大さじ
  • 白いアーモンド (皮なし) 60g
  • クルミ 30g
  • リンゴ (さいの目に切った) 60g
  • レモン汁とすりおろした皮 一個
  • オレンジ 汁とすりおろした皮 一個
  • 卵 一個

スパイス

  • ショウガ粉 小さじ半分
  • オールスパイス粉 小さじ半分
  • シナモン粉 小さじ半分
  • クローブ粉 小さじ1/4
  • メース粉 小さじ 1/4
  • クローブ粉 小さじ1/4
  • メース粉 1/4

材料について

本物のクリスマスプディングのため、ドライフルーツはカレンツやレーズンやサルタナやマラスキーノチェリーやレモンピールやオレンジピール、つまり昔にも手に入った干した果物を使った方がいいてす。ところで、私はマラスキーノチェリーが苦手で使わないんです。

レシピの全部のスパイスは手に入らなかったら、あるスパイスなしで済まします。

ブランディークリーム

    生クリーム 150cc
    ブランディー 大さじ
    砂糖 25g

材料をよく混ぜる。

クリスマスプディングの作り方

    お酒をボールに入れ、ドライフルーツを加えて1日寝かす。
    リンゴはさいの目に切る。
    必要ならスエットもさいの目に切る。
    材料の全部はボールに入れ、よく混ぜる。
  1. バターを塗ったプディング型に入れる。
  2. プディング型の上にワックスペーパーかアルミフォイルを掛け、固定する。
  1. プディング型を鍋に載せ、プディング型の底から半分までが浸かるだけの十分な水を鍋に加える。
  2. クリスマス日の前に五時間蒸す。
  3. クリスマス日までに涼しい場所に寝かす。
  4. クリスマス日にまた同じように五時間蒸す。
  5. 少し温めたブランデーをかけ、火をつける!

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ステーキ&オイスタープディング

ステーキとカキプディングはイギリスのメインディッシュの蒸したスエトプディングの一類です。ペーストリーの皮はスエト「suet」という牛の脂肪と小麦粉で作ります。19世紀にイギリスのカキが環境汚染の影響で不意に珍しくなったのでこのプディングも珍しくなりました。その後にステーキと腎臓プディングのバリエーションが広がりました。

ステーキ&オイスタープディングの材料

  • 牛肉 500g
  • カキ 六個
  • タマネギ 一個 「スライスした」
  • ニンジン 一本 「さいの目に刻んだ」
  • 黒いビール 200ml
  • ストック 150ml 「あれば、ビーフストック」
  • タイム 一握り
  • 油 適量
  • 小麦粉 2大さじ

スエット生地の材料

  • 小麦粉 「250g」
  • ふくらし粉 小さじ 2
  • スエット 「125g 牛、羊か植物」
  • 塩 小さじ 1/2
  • 氷水 「150ー200mlぐらい」

ステーキ&オイスタープディングの作り方

プディングの具の作り方

  1. 鍋に油を暖めてスライスしたタマネギ、ニンジンを焼き色つきまで炒める。
  2. 鍋から取り除き、さらに置く。
  3. ビーフと小麦粉をボールに入れ、混ぜる。
  4. ビーフを鍋に入れ、焼き色つきまで炒める。
  5. ビーフと焼いた野菜を鍋に入れ、タイム、ビールとストックを加えて牛肉が柔らかくなるまで弱火に煮込む。「せめて2時間」

ペーストリを作る

  1. 小麦粉、ふくらし粉、塩とスエットをボールに入れ、よく混ぜる。
  2. 氷水を少しずつ加えながら、生地になるまで手で混ぜる。こねりすぎたら焼いたペーストリが固くなるから、軽く混ぜてください。
  3. 生地をラップに包み、2時間冷蔵庫に置く。

プディングを組み合わせる

  1. 麺棒で生地を3mmの厚さに伸ばす。
  2. プディング型の内側を生地に敷く。
  3. 鍋のビーフにカキとカキの汁を加えて毒味する。必要なら塩で味をととのえる。
  4. プディング型に具を入れる。
  5. 生地でふたをして、底面の生地とふたの生地の合わせ目に水を少し塗り、指で綴じる。
  6. ふたの真ん中に穴を作る。
  7. プディング型の上にプラスチックかアルミフォイルを掛け、固定する。

プディングを蒸す

  1. プディング型を鍋に載せ、プディング型の底から半分までが浸かるだけの十分な水を鍋に加える。
  2. 水が沸騰寸前まで弱火でニ時間蒸す。
  3. 皿を上に載せ、一気に型をひっくり返してプディングを取り出す。

プディングの牛肉について

このレシピのため、固い肉を使った方がいいです。長く焼くから汁がなめらか、肉が柔らかくなります。尾、首、胸やすね肉が一番適当です。もしもっと柔らかい牛肉の切り身を使ったら最初の煮込みを短くします。

ブレード・アンド・バター・プディング

ブレードアンドバタープディングはちょっとぱさついた残り物のパンを利用するため生まれた料理です。少し固くなったパンはバターに塗って器に並べ、干しぶどうをかけて、卵、牛乳、生クリーム、砂糖を混ぜたカスタード液を注いでオーブンで焼いたシンプルな家庭料理です。

このレシピは基本的ですがさまざまなバリエーションもあります。例えば、パンの代わりにブリオッシュを使ったり、パンにジャムを塗ったり、干しぶどうの代わりにチョコレートチップをかけたり、カスタード液にリキュールを加えたバリエーションもできます。家庭料理なので自由に選べられます。

ブレードアンドバタープディングの材料

  • パン 8枚ごろ
  • バター 適量
  • 干しぶどう 50g
  • 牛乳 275ml
  • 生クリーム 60ml
  • 砂糖 75-100g
  • 溶き卵 3個
  • シナモン 小さじ
  • ナツメグ 小さじ半分
  • レモン皮 (すりおろし)

ブレードアンドバタープディングの作り方

  1. パンにバターを塗り、三角形に切る。
  2. 耐熱皿にバターを塗り、パンの半分を並べる。
  3. 半量の干しぶどう、シナモン、ナツメグとレモン皮を散らす。
  4. 残りのパンはバターの一面を上にして、余熱皿に並べ、残りの干しぶどう、シナモン、ナツメグとレモン皮を散らす。
  5. ボールに牛乳、生クリーム、溶き卵と砂糖の75gを混ぜ合わせ、パンに注いで1時間寝かせる。
  6. オーブンを180Cに余熱する。
  7. 残りの砂糖をパンにかけて、オーブンで40分で焼く。
  8. 生クリームかアイスクリームを添えても美味しい。

スティッキートフィープディング

スティッキートフィープディングは食べ応えのあるスポンジの上に温かいトフィーソースをたっぷりかけるデザートです。クリーミーな味がこのプディングの甘さに釣り合うから、イギリスではよく生クリームとかアイスクリームを添えます。このレシピを作るため、クロテッドクリームという濃厚なクリームを添えたのです。

スティッキートフィープディングの材料

6人前スティッキートフィープディングの材料

  • 干しデーツ (ナツメヤシの実) 225g
  • バニラエッセンス 小さじ
  • ふくらし粉入り小麦粉 175g 「なければ、中力粉175gにふくらし粉3小さじを加える」
  • 重炭酸ソーダ 小さじ
  • 溶き卵 二個
  • バター 85g
  • 黒砂糖かブラウンシュガー 140g
  • 糖蜜 「ブラックトリークル 」2大さじ
  • 牛乳 100ml

ソースの材料

  • 黒砂糖 150g
  • バター 50g
  • 糖蜜 「ブラックトリークル 」大さじ
  • 生クリーム 100ml

スティッキートフィープディングの作り方

  1. デーツを粗く切ってボールに入れ、熱湯175mlをかけて30分置く。
  2. オーブンを160Cに予熱する。
  3. 小麦粉と重炭酸ソーダは合わせてふるう。
  4. バターと砂糖をボールに入れ、木ベラか泡立て器でよく混ぜる。
  5. 溶き卵を少しずつ加え、混ぜ続ける。
  6. 小麦粉と牛乳をだんだん加えて、ゴムベラで混ぜ合わせる。
  7. ブラックトリークルを加え、混ぜる。
  8. バニラエッセンスをデーツに加え、フォークか手で全部をすりつぶす。「私は手の方が好き」
  9. デーツを生地に加え、混ぜる。
  10. 焼型にバター(分量外)を薄く塗る。「あればイギリス風のプディングベーソンを使う。ところでケーキ型とかパン型も使える。私は個人のプディングベーソンを使ったのだ。」
  11. 生地を焼型に流してオーブンで25分焼く。「真ん中を押して弾力があれば焼き上がり。」
  12. 焼きながら、ソースを作る。鍋に砂糖、バター、ブラックトリークル、生クリームをいれ、砂糖が溶けふつふつするまで混ぜながら火にかける。
  13. 焼いたプディングは皿の上裏返して、上にソースをかける。
  14. お好みように、生クリームとかを添える。

ブラックトリークルについて

イギリスのブラックトリークルという食料品は砂糖の精製の副産物なので日本の糖蜜とアメリカのmolassesと同じだと思います。